戦略設定は非常に重要です。また各々のオプションに労力と時間が必要となるので、考慮するべき優先的ルートを慎重に考える必要があります。さらに交渉や書類の準備などの増分コストも自身の特定の状況を踏まえて考慮しておかなければなりません。
例えば、潜在的なライセンス機会を調査しようとしている、ある小企業の業態調査会社である場合、ライセンスの成功からの金銭的なリターンだけを考慮するべきでしょうか。それとも、ライセンスの技術分野での継続的な研究支援や何らかの形で進行中のコンサルティング関係において共同のスポンサーシップを持つことも考えるべきでしょうか。同様に、潜在的なライセンシーが大企業かもしれないことを認識しているとしましょう。その場合は他にライセンシーになりそうな相手を捜すことを考慮するべきかもしれません。
また、常に直接的な特許のライセンシングに加えて自分の特許を「取引」の一部として利用して共同開発や戦略的提携をする機会もあれば、ベンチャーキャピタル会社を通してその特許にもっと大きな機会を与えることもできる、ということも頭に入れておいてください。さらに、権利化された特許が他者から潜在的に侵害される可能性があると見なされる場合は、そのことについても考慮しなければなりません。