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契約を結ぶ

欠点と利点

有能な相手へのライセンシングにより自分で開発するリスクは軽減されるが、報酬も減る

ライセンシングの利点
個人や規模の小さい企業の発明者にとってライセンシングは魅力的です。というもの、ライセンシングにはリスクや時間、そして製品やサービスの生産、販売および流通に必要である特殊な才能がほとんど必要ないからです。究極の利益は、うまくライセンシーを選べば事業化までの時間と収入を得るまでの時間が短くなることです。

ライセンシングの欠点 
  1. 事業化までのプロセスをコントロールできなくなる
  2. 選んだライセンシーが期待通りに動かない危険性
  3. ライセンサーは発明からの潜在的利益の大部分を放棄することになる etc

1.についてはライセンス契約の範囲内で、適切なマイルストーンによる支払い[5]のように、いくつかの局面でコントロールすることはできます。特に明示されなければ、ライセンシーがその発明の技術と市場開発へのアプローチをコントロールすることになります。 2.ではライセンシーを十分に調査しなかった、市場が変わってしまった、ライセンシーの戦略的アプローチや目的が変わってしまった、等の要因が考えられます。 一番の欠点は3.です。ライセンシーは通常その事業の営業利益の約25%をライセンサーに支払うことになっています。

自分自身で開発せずライセンシングを選択することは、リスクと報酬のトレードオフの古典的例です。自分で開発すればリスクは大きいものの、報酬も多くなります。ライセンス化を選べば、より有能な相手にライセンシングすることでリスクは軽減されますが報酬も減るのです。

[5] 事業化への行程で合意した目標やマイルストーンを達成した時にライセンサーに支払われる
 
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