1.契約一時金
契約の最初にライセンサーに支払われる一時金です。
2.総括/一括払いライセンス
ランニングロイヤリティ(経常実施料)なしで、技術がライセンスされるときに双方が合意した金額が、契約の最初に支払われます。
3.マイルストーン支払い
ライセンシーが目的を達成した時に、それに対し前もって定められた補償が支払われます。
4.ロイヤリティ
契約のこの個所は最もよく知られています。ライセンスの価値はロイヤリティ料率を始め他にも様々な条件や制限で決まります。ライセンサーへの正味価格は、契約に含まれるすべての要素を考慮に入れるべきで、それは交渉のプロセスを経て生まれるものです。
ロイヤリティ料率は契約の中で特に考慮すべき個所で、一般的に、容易に判断できる売上
げ単位もしくは生産単位当たりの固定金額に対する割合です。小さな違いが多額の差になるので、正確な数値が重要になります。受け入れ可能なロイヤリティかどうか、どのように決めたらよいでしょう。説明したように、ロイヤリティ決定にはいくつかのアプローチ方法があります。市場法では、類似するライセンス契約からロイヤリティを割り出します。これはよい方法ですが、契約の他の詳細を決めることができなくなるかもしれません。ロイヤリティ料率がすべてを物語っているのではないのです。別の方法は、「25%の経験則」(収益法)を利用することです。この経験則の前提は、ライセンシーが、ライセンスされた知的財産を使用した製品で得られる見込み営業利益の25%を与えられる、ということです。例えば、売上げからの営業利益が12%であると推測される場合、ロイヤリティは3%、つまり12%の25%、になるというわけです。
最終的なロイヤリティ料率は25%規則以外の要素にも左右されます。例えば、独占的ライセンスは非独占的なものよりも高いロイヤリティを要求することができます。又地理的な制限があると、料率が低くなる傾向があります。初期ステージにある技術で得るロイヤリティは、完全に開発された技術の場合よりも低くなるでしょう。
ロイヤリティ交渉の際、ライセンサーは提示されたロイヤリティ料率を理解し、擁護できる
ようにすべきです。
5.ミニマムロイヤリティ(最低実施料)
これは、ライセンシーが一生懸命努力をして開発を行ない、ライセンスされた製品やプロセ
スを商業化することを保証するものです。
6.監査
ライセンシーが正しい金額を払っているかどうかを判断する方法を決めます。
